日本人が見たベトナム
このコーナーは、現在ベトナムに住んでいる、あるいは最近までベトナムにいた日本人にベトナムでの体験を伝えていただきます。今回は、貿易大学ホーチミン市分校にて日本語教育に携わる入来田亜矢(JICA青年海外協力隊員)にご寄稿いただきました。
「わたしが見たベトナム~貿易大学ホーチミン市分校より~」
早いもので、もうすぐベトナムに来て2年が経とうとしています。それは同時に、ベトナムを去る日が近付いていることを意味します。日本での生活が非日常になり、ベトナムの生活が日常になりつつある今日このごろですが、日本語教師としての視点から、学生との関わりを通じて感じてきたことを話したいと思います。
①向上心
大学の授業時間は3コマ連続なので、2時間以上の授業を受けることになります。教室も暑く、当然集中力も切れるはずですが、授業中に寝ている学生を見かけることはほとんどありません。昼は大学、夜は語学学校に通う学生、大学で講師をしながら、夜間の大学院に通う先生たちも多いです。学生、先生を問わず常に勉強し、向上心を持ち続けているという印象を受けました。
②度胸
普段シャイなイメージのベトナム人学生たちですが、一旦ステージに立つと別人のようなパフォーマンスで、驚かされることがよくあります。たとえ準備不足でも、ここぞという時に100%の力を発揮できる人が多いのはさすがだと思います。
③楽しみ上手
いつでもどこでも、楽しそうな笑顔の学生たちをよく見かけます。食事にしてもイベントにしても、仲間と時間を共有することで、楽しみを2倍にも3倍にもしているように感じます。楽しみ上手な学生たちと一緒にいるだけで、こちらも毎日楽しく過ごすことができます。
④可能性
ベトナムは若者が多い国なので、学生たちがこれからベトナムの未来を創っていくのだと思います。きらきらした目で一生懸命勉強する姿に、ベトナムの無限の可能性を感じます。
日本語を通じて、たくさんの学生たちと関わることができ、元気をたくさんもらうことができました。これから、日本と日本語を好きになってくれる学生が1人でも増えていくことを願っています。ベトナムのこれからに期待しています。
入来田 亜矢
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